語源
ブランドという語の出所は古ノルド語brand→家畜に押した「焼印」から派生していると言われています。牧場の家畜からおしゃれな海外ビッグブランド、ヴィトンやシャネルへのイメージの変遷はどのような経緯だったのでしょう。
それは他人の家畜と自分の家畜を区別するために牛や羊に焼き鏝で施した印が、商品の製作者(会社)を表す商標として多くの商品に用いられるようになったことから始まります。ちなみにブランドニュウ(真新しい)という語は「焼印をおしたばかり」が語源です。御存知のように、現在ではブランドは単なる商標ではありません。競合他社(者)との差別化を目的にファッション業界から農業、漁業にいたるまで自社ブランド、地域ブランドの確立は重要なマーケティング戦略になり、商品名のロゴ、シンボルマーク、模様、はいうまでもなく広く商品から連想されるイメージまでもブランドという語に含まれるようになってきました。特にファッションは個性が強く求められる分野のために、他社(者)との差別化が容易でブランド戦略が成り立ちやすいといわれています。こうしてブランド-「焼印」はエルメス、ヴィトン等のファッション企業をイメージさせる単語になってきました。
かっては農業社会であった日本で、牧畜社会にその語の出所をもつブランド品がもっとも良く売れるというのもおかしなことのようですが、日本人の心の中には昔から「のれん」という言葉が刻印されていたのかもしれません。
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